
「ブログのアクセス数が伸びない。SEO対策をしたいけど、なにから始めればよいか分からない」と悩んでいませんか?
この記事ではこれからSEOを始める方のために基本の対策 5つを紹介しています。
すぐにできる対策をやってみることで、SEOを活用するきっかけとなるはずです。
WordPressのSEO対策 を丁寧に解説するとともに、SEOの本質についても触れていきます。
記事を読み終えると、アフィリエイトを行ううえで大切なSEOの基本を身に着けることができます。
なぜ、SEO対策が必要なのか?
念のため、SEOについて確認しておきましょう。
SEOとは
あらためて説明します。
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略です。
日本語にすると、「検索エンジン最適化」
自分のサイトを検索結果の上位に表示させることが、SEOの目的となります。
アフィリエイトで収益を得るためには、アクセス数を増やす必要があります。
その対策の1つがSEOというわけです。
収益を得るには
なぜ、アフィリエイトをやるのか?
それは、お金を稼ぎたいからです。
繰り返しになりますが、そのためにはまずアクセス数を増やす必要があります。
理由は下の計算式を見れば分かります。
ポイント
アクセス数 × CTR(クリック率) × CVR(コンバージョン率)
解説
これだけだと分かりにくいかもしれませんので、具体的に説明します。
当たり前過ぎて、何を言っているんだと思われるかもしれませんが、これを理解しておかないと稼げません。
用語の解説
・アクセス数
自分のサイトへのアクセス数の合計
・CTR(クリック率)
アクセスのうち、アフィリエイトリンクをクリックした回数の割合
・CVR(コンバージョン率)
リンクをクリックした中で、実際に商品やサービスを購入した割合
計算の例
下記の場合、「100 × 0.1 × 0.1 = 1」となります。
項目 | 値 |
---|---|
アクセス数 | 100 |
CTR(クリック率) | 10%(0.1) |
CVR(コンバージョン率) | 10%(0.1) |
つまり、100アクセスあれば、1つ商品が売れるという計算です。
アクセス数が多ければ多い程、商品が売れることになります。
SEOでは、このアクセス数を増やすことを目的としています。
もちろん、CTR(クリック率)や CVR(コンバージョン率)も非常に大事ですので、これらの対策も考える必要があります。
では、どうすればアクセス数を増やせるのか見ていきます。
Googleの検索上位に表示するために
結論から言うと、Googleの検索結果の上位に表示されれば、アクセス数は増えます。
なぜ、Googleかというと、日本で一番使われている検索エンジンだから。
日本では、70%以上のシェアがあります。
実は、Yahoo! も Googleの検索エンジンを使用していますので、あわせると90%近くのシェアです。
そのため、Google 向けのSEO対策を行っておけば大丈夫です。
下のサイトから、検索エンジンのシェアを確認することができます。
<検索エンジンのシェア(2021/03/24)>
引用元: StatCounter Global Stats
Google:72.97%
Yahoo!:15.69%
【すぐにできる】WordPressのSEO対策5つ
それでは、WordPressによる、GoogleのSEO対策を説明していきます。
①パーマリンク
パーマリンクとは、簡単にいうと記事のURLのことです。
例えば、本記事のURLは下記ですが、
『https://kisyablog.com/wordpress-seo-measures』
赤文字の部分がパーマリンクと呼ばれています。
なぜ、パーマリンクの設定が必要なのか
Google の SEOガイドラインに以下の記述があり、人間が理解できるURLにしなさいと言っています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
『シンプルなURL構造』
実は、WordPressの初期設定では、
『https://kisyablog.com/?P237』
のようにパーマリンクが数字になります。
そのため、WordPressのパーマリンクの設定を変更します。
パーマリンクの設定手順
設定→パーマリンク設定
WordPress管理画面の左側にあるメニューから、パーマリンク設定を開きます。

パーマリンクの設定
「カスタム構造」にチェックを付け、右の欄に「/%postname%」と入力します。
※末尾に "/" が付いていることがありますが不要なので削除してください。
OK /%postname%
NG /%postname%/

②タイトル
記事のタイトルが重要です。
初心者が覚えておくポイントは、3つだけです。
ポイント
- タイトルを見ただけで記事の内容が分かる
- 全角で32文字以内にする
- SEOキーワードをタイトルに含める
以上です。
1つずつ説明していきますね。
タイトルを見ただけで内容が分かる
読者が見たときに分かりやすいタイトルをつけましょう。
タイトルと内容があっていないと、読者は記事を読んでくれません。
Googleは、ページの滞在時間もみていますので、読まれない記事の評価は下がってしまいます。
また、人をひきつけるタイトルは、クリックしてもらえる確率が高まります。
全角で30文字前後にする
Googleの検索結果画面に表示されるのが、30文字前後です。
そのため、長すぎると画面に表示されません。
30文字で内容が伝わるタイトルを意識するようにしましょう。
こういった細かい部分にも気を使うことが成果につながります。
SEOキーワードをタイトルに含める
SEO対策を行う場合、必ずやることがあります。
それは、記事を書く前に検索キーワードを決めることです。
自分が書く記事が、どのようなキーワードで検索したときに表示されたいか決めます。
例えば、「WordPress SEO」というキーワードを決めたなら、この2つのキーワードをタイトルに入れます。
こうすることで、狙ったキーワードで記事が上位に表示されるようにします。
他にも、まずはこの3つの対策を抑えておきましょう。
③内部リンク
リンクには2種類あります。外部リンクと内部リンクです。
外部リンクと内部リンク
- 外部リンク・・・自分のブログ以外のサイトからのリンク
- 内部リンク・・・自分のブログ内部間でのリンク
2種類のリンクの違いを理解しましょう。
外部リンクと内部リンクは、Googleが記事を評価する際の項目の1つとなります。
記事の内容が素晴らしければ、外部リンクが増え記事の評価が高まりますが、自分でコントロールすることはできません。
とはいえ、よい記事を書けば外部リンクが増える可能性は高まります。
内部リンクを貼る
Googleは、世界中のサイトを巡回して情報を収集しています。
情報収集はロボットが行っていますが、内部リンクがあるとサイトの構造を把握しやすくなります。
そのため、サイト内の関連する記事へリンクを貼ります。
注意して欲しいのは、むやみやたらにリンクを貼らないことです。
あくまで、読者の視点になって、分かりやすいサイト構造にしましょう。
そうすることで、Googleからの評価も高まります。
④サイトマップ
サイトマップとは、サイト内の地図のことです。
これがあると、サイト全体の構成を把握することができます。
サイトマップがあると、Googleのロボットがサイトを巡回する際に、サイトの構造を理解しやすくなります。
今回導入する「Google XML Sitemaps」というプラグインには、下記の機能があります。
プラグインの機能
- 記事の公開/更新時に自動でサイトマップを作成
- サイトマップ作成後、自動で検索エンジンに通知
- 記述内容はGoogleの推奨設定に沿ったもの
手作業でサイトマップを作成するのは大変なので、プラグインを入れる方法を解説します。
プラグイン(Google XML Sitemaps)の導入
WordPressの管理画面を開き、左側のメニューから「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。

プラグインのインストール
「Google XML Sitemaps Auctollo」で検索して、インストールします。
※Auctolloは、作者です。

プラグインを有効化
プラグインを「有効化」します。

プラグインの設定画面を開く
プラグインの一覧から「XML Sitemaps」を探し、「設定」をクリックします。

プラグインの設定
変更が必要の部分にしぼって説明しますね。
「投稿の優先順位」で、「優先順位を自動的に計算しない」にチェックをつけます。

「Sitemap コンテンツ」で、下記4つにチェックをつけます。
- ホームページ
- 投稿(個別記事)を含める
- 固定ページを含める
- カテゴリーページを含める

「Change Frequencies」で、下記のように設定します。

「優先順位の設定(priority)」で、下記のように設定します。

「設定を更新」をクリックします。

以上で、設定完了です。
あとは、自動でサイトマップを生成、Googleni通知してくれます。
⑤SEOの本質
①~④で、SEOの基本的なテクニックをご紹介しましたが、一番大切なことを話したいと思います。
それは、本質を理解することです。
読者には悩みがあり、その悩みを解決する方法を知るために記事を探しています。
だから、読者の悩みを解決する記事を書くことを意識しましょう。
でも、どうすれば読者に寄り添った記事が書けるのでしょうか?
具体的な方法を2つご紹介します。
読者の気持ちになって考える
1つ目は、もし自分が読者だったら、どのような情報が欲しいのか考えてみましょう。
ポイント
- 読者にとってのメリットを考える
- 自分の経験を思い出してみる
意識していないと、すぐに自分の気持ちを優先してしまいがちです。
例えば、今日は仕事で疲れたからこのぐらいでいいやといい加減な気持ちで書いた記事を、あなたは読みたいと思いますか?
記事を書く際の心構え
質の高い記事を書こうとすると8時間とか平気でかかります。
私も初めの頃は気が狂いそうになりましたが、自分を追い込む必要はありません。
あせらず、自分のペースで書くことをおすすめします。
また、まずは一通り記事を書いてから、改善をする方法もおすすめですよ。
想定しているキーワードで検索して上位に表示される記事を分析する
検索上位の記事を読んで分析することは、とても効果的な方法です。
実際にGoogleで検索してみて、上位3つぐらいのサイトを読んでみましょう。
参考になるはずです。
記事の構成を分析してみる
上位記事をただ読むだけでも勉強になりますが、記事の構成を分析するとより勉強になります。
記事の見出しをメモ帳などに書き出してみるのです。
見出し1
見出し1-1
見出し1-2
見出し2
見出し2-1
見出し2-2
見出しを見ることで、記事の構成が分かりますので参考にしましょう。
目次がある場合、書き出さなくてもOKです。
まとめ

この記事は、SEO対策をやってサイトのアクセス数を伸ばしたいけど、なにから始めればよいか分からない方のために書きました。
SEO対策と言っても様々な方法があります。
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【初心者】ブログで鍛えるWebマーケティングのスキル
その中でも、簡単に始める事ができる対策を5つご紹介させていただきました。
まずは基本を抑えたうえで、今後のサイト運営にいかしていただければと思います。
サイトのアクセス数が伸びるとシンプルにうれしいですよね。
コツコツと努力を積み重ねましょう。
それでは、また。